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高円寺フェス「公園de本の楽市」

10月23(土)、24(日)日に開催された高円寺フェス2010に行ってきました。
お目当てはオフィシャルイベントの「公園de本の楽市」。古本屋さんや出版社、手作りアートなどのお店が多数出店されている青空マーケットです。

公園de本の楽市のフライヤーやフリーペーパー

薄らぼんやりな私は、カメラを持っていたのにも関わらず会場の写真を一枚も撮っていないという体たらく…。なので素敵なフライヤーとフリーペーパーの写真でお茶を濁します…。

会場風景は、茶房高円寺書林さんのブログをご覧ください!

だってお宝な感じの古本がいっぱいあってさ。
漁るのに夢中で写真撮っているばやいではなかったわけです。

以下、戦利品。といっても当日荷物が多かった関係で2冊。

深川江戸散歩

「深川江戸散歩」。1990年発行。
よくよく考えたら「とんぼの本」なので今でも普通の書店で買えるわけですが、パラパラっとめくってみて、20年前の深川という微妙に古いような新しいような風景写真に魅せられしまい購入。
この本に載っている街並みって、今どれぐらい残っているんでしょうね。
20年って大したことないようで、結構昔。

洋酒マメ天国

こちらはサントリーの「洋酒マメ天国」!その名の通り豆本ですよ!
サイズは縦9.5cm×横7cm程度(測った)。

下の写真も参考にしてみてください。

洋酒マメ天国と定規とマレーグマ

定規はまあいいとして、分かり易かろうと思って横に並べてみた自作のマレーグマの粘土作品、超余計。
でもまあ、こんなサイズなのです。

洋酒マメ天国背表紙

背表紙。

他にも数冊あったのですが、私は戸板康二氏の「酒の立ち見席」を購入。
豆本なのでちいさ~いんですけど、吉田千秋氏(※)の撮影による若かりし頃の歌右衛門や先代の勘三郎の写真なども収められており、かなり美味しい一冊です。
※歌舞伎座の筋書きの舞台写真などを撮られていた、歌舞伎ファンにとっては最早伝説の写真家。2007年没。

ちょっと調べてみたら、「洋酒マメ天国」は全36冊とのこと。
表紙はご覧の通り、トリスウイスキーのキャラクターでもお馴染の柳原良平氏によるもので、一冊一冊絵柄が違うんですよ。
これはコレクター魂をくすぐる本ですね!

洋酒マメ天国とマレーグマ

おまけ写真。

………

「公園de本の楽市」は、古本屋さんや出版社の方々、そしてお客さんの熱気に満ち溢れたマーケットでした。

今年は所謂電子書籍元年(笑)の呼び声も高く、いずれ紙の本は消えるだろうなんて極論もちらほら聞きますが、それは絶対にないなーと思うことが最近多々あり。

世の中には、「紙の本が消える」説を唱える学者先生やアナリストの方々が考えている以上に、紙の本をこよなく愛する人たちがたくさんいます。
本を情報収集のためのツールとして捉えるのであれば、わざわざ紙資源を利用するまでもなく電子書籍で十分だと思うのですが、本が好きという人にとって、本とはただ文字を読むためだけの物ではないはず。本という形自体に、意味があると思うんですよね。
それは装丁や文字組みも楽しみたいといった美的感覚であったり、本棚にずらっと並べたいという所有欲であったりと、人それぞれだと思うんですが。

この先、世の中の出版の主流は電子書籍になってしまうかもしれませんが、紙の本がなくなるということは決してないと思います。
「公園de本の楽市」は、それをまた実感させてくれるイベントでした。

私も日々、本のために何かできることがあればなあと考えています。
ということで、私も紙やりてえ(結局それかよ)!