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むし展展示作品「花火虫」

石粉粘土作品:「花火虫」

こちらは、ニヒル牛の方に展示させていただいている「花火虫」。
名前の通り、全身に花火が打ち上げられています。

花火、描き始めはもっと素朴な感じだったんですけどね。
描いているうちに興が乗ってきて、隙間という隙間に花火を描き込んでいたら、
ご覧の通りうっかり気持ちの悪い感じに。

でもまあ、これはこれで虫っぽいから、いっか、
ということにしました。

 
さて、花火虫の花火ですが、山下清画伯の花火を参考にして描かせていただきました。

花火を描くにあたり、色々な花火の写真を参考に見たわけですが、
最近の花火ってバリエーションは多いけれど、
どれもこれもなんかこうピンとこない。
おまけに妙に複雑で描きにくそう…。

シンプルな(ついでに描きやすそうな)花火らしい花火はないものか、
と思ってひらめいたのが山下画伯の花火でした。

山下画伯と言えば花火、
花火と言えば山下画伯ですよ。
なんてたって生前、最期の言葉が
「今年の花火見物はどこに行こうかな」
というくらい、花火が好きだった山下画伯。
花火をモチーフにした作品も多く残しており、
中でも『長岡の花火』は有名です。

恐れ多くも、そんな山下画伯の花火を参考させていただいて描いているうちに、
調子に乗ってどんどん描き込んじゃったんですねー。

なんてたって私、子供の頃から山下清画伯の大ファン。
もちろん芦屋雁之助さんのドラマも大好きでしたし、
幼少期には展示会にも行き、
画集やらエッセイやらも持っています。

ということで、描いてたら楽しくて楽しくて。
楽しくて楽しくて、楽しくて描きこんでいるうちに、
山下作品の持つ叙情性とかと、
とんとかけ離れた感じの仕上がりになってしまいました。

よせばいいのに、後頭部には大輪の花火。

石粉粘土作品:「花火虫」後頭部

この部分だけ見ると、ウルトラマンに出て来る何とか星人っぽくもあります。

 
意外にも、夜光虫に匹敵するかもしれない不気味さを持つ花火虫。
ニヒル牛でお待ちしております。
ぜひぜひ、遊びに来てください!