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むし展展示作品「夜間飛行虫」

石粉粘土作品「夜間飛行虫」

むし展で展示していた「夜間飛行虫」です。
展示終了3日前の8/27(土)の午後に納品したので、
8/28、29、30の3日間のみに展示された
ちょっと不憫なむしです。

「夜間飛行虫」のモチーフは、もちろんサン=テグジュペリの「夜間飛行」
その名の通り、夜間飛行しています。
この夜間飛行している飛行機がまた…。
飛行機好きな方っていらっしゃるじゃないですか、
古い時代の戦闘機とか、
そういう方にお叱りを受けそうな感じの飛行機に描き上がってしまいました。

せかっくだから「夜間飛行」に出てくる機種を描こうと思い、
せっかくだからできるだけ正確に描こうと思い、
細かいところまで色々と調べたのですが、
描き上げてみたらこんな感じ。

飛行機ファンの皆様、本当にごめんなさい。
ちなみに機種は「ポテーズ25」です。
ごめんなさい。

そんな「夜間飛行虫」の背面なんですが、
サン=テグジュペリということで、こんな感じにしました。

石粉粘土作品「夜間飛行虫」背面

後頭部に浮かんでいるのは、「星の王子さま」の星です。

王子さまが旅立ってしまった後の星です。

実は当初、王子さまもいたんですが、
下手くそなりにも一生懸命に本を見ながら描いたせいか、
オマージュやパロディを超え完全に模写になってしまい、
なんだか色々な点からまずいような気がしてきて
泣く泣く王子さまを塗りつぶしたのですー。

王子塗りつぶしたってなんか残酷…。

というわけで、王子不在の星の王子さまの星になりましたが、
これはこれでなんかさりげない寂寥感もあって良いかと。

ちなみに、王子さまの星の下に広がるのはパリの夜景で、
飛行機の方は東京の夜景です。

二つの夜景を描くにあたり、これまた色々と参考画像を探していて思ったのですが、
パリの夜景は基本2色で景観を考えシックにまとめているのに対し、
東京は本当に色とりどり。
美的感覚などありません。
かなり無秩序。
本当にカオス。

でも私、東京が故郷の東京の田舎者なので、
この夜景はとても心安らぐ、懐かしい風景なのです。