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落語家ちゃん(試作品)

落語家ちゃんその1

Twitter等をご覧いただいてる皆様はご存じかと思いますが、
落語が好きです。

落語好きが昂じてついに作ってしまいました。

落語家ちゃん(試作品)です。

Galleryにもちょこっと写真掲載。
「落語家ちゃん」
ぜひ、ご覧ください~。

なぜ、(試作品)かと言いますと、今回新しい試みをいくつかしているからです。

今後チャレンジしたい制作のテーマのひとつが「和」で、
ここ最近郷土人形や日本人形についての勉強しています。

ということで、落語家ちゃんはちょっと郷土人形っぽく、あまりディティールを作り込まないで、
つるんとした素朴な感じを目指して作り始めました。

が、いつもの調子でうっかり彫ったり盛ったりしてしまい、

落語家ちゃん成形その1

作り込み過ぎた部分を、粘土で埋め直すという非常に無駄な作業が発生…。

落語家ちゃん成形その2

そして、もうひとつの試みが、胡粉ジェッソです。
粘土での成形完了後、ジェッソという下地剤を塗ってから絵具を塗っているのですが、
今回初めて胡粉ジェッソを使ってみました。

胡粉は、古くから日本画や日本人形の制作に使われている画材のひとつで、
下塗りや岩絵の具に混ぜるなどして使います。

本来の胡粉は、乳鉢ですりつぶしてから膠液を入れてこねて水でのばして使用するという、
ひじょーに扱いが難しい画材なのですが、
胡粉ジェッソはその名の通りジェッソに胡粉が混ぜてあるので、
塗るだけで胡粉っぽい、ちょっとザラっとした質感が得られるという夢のようなジェッソです。

作家仲間のイトウソノコさんからおすそわけいただき
(イトウさんいつも本当にありがとうございます。好きです)、

イトウソノコさんからいただいた胡粉ジェッソ

これは良い!と早速自分でも購入。
今後、和な感じの作品は胡粉ジェッソを活用していこう。

胡粉ジェッソ

胡粉ジェッソを塗った落語家ちゃんたちはこちら。

胡粉ジェッソ

色塗りはいつものアクリルガッシュを使ったのですが、
厚塗りするとせっかくの胡粉ジェッソの質感がなくなってしまうので、
薄塗りを心がけました。

一回目の色塗り終了後の落語家ちゃんたち。
まだのっぺらぼう。

150222-07

でも、結局色合わせで迷走して、何回も塗り直したりして厚塗りになってしまったんですけどね…。

胡粉ジェッソの特性を活かすために水彩絵具を使うのもいいかもしれません。

あともうひとつ、今回、和ということで目をいつもの眼力強めのやつじゃなくて、
黒目で小さめの目にしてみました。

落語家ちゃんその2

どうでしょう。
いつものような威圧感が少なめになったのではないかと。

落語家ちゃんはサイズも威圧感のない、高さ6.5㎝、幅4㎝、
完全手の平サイズです。

試作品とか言っていますが、ご希望があれば販売いたします。
評判が良かったら調子に乗って量産するかもしれません。

よろしくお願いします~。